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現地のお母さん達との子育てトーク

ロサンゼルス/プリスクールのお母さんと子育てトーク vol.5「伝え方」

こんにちは、MAYUKOです。
最近サンタモニカは少しずつ秋の気配がしてきました。朝晩が冷えてきて、日も短くなってきました。そんな中、月曜日はものすごい風!図書館のカウンターのおじさんと話すと、「こういう変な天気の後は必ず一度暑くなる」と言っていた通り、また夏のような暑さが戻ってきました。息子も体調がイマイチなので、季節の変わり目には注意が必要ですね。

さて今日は5回目のParent & Me。

まずは前回の先週の記事で話題に上がっていた食べ物の一口サイズの件に関するフィードバック。「大きいサイズで大丈夫よ」、と言われたお母さんは早速食べやすいもの(バナナ、アボカド、少し頑張ってベーグル)を大きめのサイズにしてあげたら、自分で上手に食べれたとのこと!無事解決しました。

自分でつかんで食べるようになると、今度はぐちゃぐちゃ期間がやってきます。これはこれで大変なのですが(掃除が大変ですよね涙)、子供の食事への興味を広げたり、触感を楽しんだり、口へ入れる量を学んだり、つかみ食べは子供にとって大切な体験ですから、できるだけおおらかな気持ちで見守りたいですね。

今日も話題は「食事」について。中でも「Family meal(家族の食事)」について。

あるお母さんの話ですが、上の子は3歳、下の子が10ヶ月になる二人を連れて、家族みんなで外へ食事に行った時のこと。上の子はiPadでじっと座りながら動画を見れるのでよかったのですが、下の子が最近立ちはじめ、さらに歩き始めたのでiPadでは間が持たず、結局ぐずり始めて食事が楽しめなかったということ。悲しかった…と言っていました。食事の場所自体はカーペットの床だったのでハイハイしても歩かせても問題ないのですが、周りの目が気になったそうです。

このお母さんの話に対し、私も含めみなさん同感でした。対策で上がっていたのは、食事が来る前にテーブルの周り、トイレまで歩いて少し気を紛らしたり、真新しいものが気になるので、危なくない真新しいもの(レストランのメニューなど)を少しずつ順々に見せ気をひいたりしているようです。この点は日本と同じですね。

今日は私からも意見を聞きたかった内容が2つ。その内容は「上の子が話を聞かないこと」。

1つ目は、息子がふざけて座っていたため食器を割ってしまったときのこと。まずはしっかり座ろうね、と注意し、割れた食器を片付けている間、危ないから椅子から降りないでと言っているのに、少し目を離した隙に椅子から降り、ソファへ移動していました。私は食器が割れたことよりもそれが気になり、椅子から移動したことについて厳しめに叱ったのですが、本人は「はーい」と楽観的な返事

この場合、どうするのがよかったのかということについて話合うと、椅子から降りてしまっても再度椅子に戻し、繰り返し伝えるべきという意見がありました。椅子から降りてはいけないということを、実際に椅子に座らせながら伝える、ということです。私は椅子に降りた後、そのままソファに座っていることを許しましたし、その後本人は遊び始めてしまったので、確かに椅子に戻すというのはアリだったなと感じました。

2つ目は、特に上の子が朝早くから家の中で大きな声で遊び追いかけっこし始めることです。現在はマンションに住んでいますが、うちの子達は朝起きるのが早いので(だいたい5時半前後!)、周りに住んでいる方に迷惑なのではと思っています。息子に何度も話すのですが、なかなか聞き入れず、息子本人が大きな声を出さずとも、娘が大きな声を出すように息子がしむけたり。

この場合、テーブル遊び(レゴ等ブロック遊び)や絵本など、動かない遊びの提案をしてみては?という意見がありました。確かにそういった遊び方の提案をしなかったので、次回は私から提案してみたいと思います。また私の場合、最初10分程度一緒に遊んであげると集中しやすいので、(余裕があれば)そういったこともできればと思います。

上記2つのケースには、叱り方や子どもへの伝え方について違いがあるというお話を聞きました。その違いの基準は、「伝えたい内容が子どもの安全に関することかどうか」というもの。

1の場合は、息子本人にガラスが刺さったり指を切る恐れがあります(実際私も切りました)。そういったことに関しては、かなりシリアスに伝えていくべきということ。

2の場合は状況によるので、シリアスさを抑え、redirect(方向転換)させるように伝えていくのが良いそうです。アメリカのお母さんたちの話を聞いていると、注意する内容やそのシリアス加減は、この基準でもって決めているように感じます。

印象的だったのは、punish(罰する)ではなく、redirect(方向転換させる)という単語を使っていたことでした

最初から悪さをしようとする子供はいないと思いますから、向かう方向を少しずつ修正してあげるよう意識したいですね。

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