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アメリカ国内旅行

サンクスギビングは冬のヨセミテへ。雪道でまさかの横転?!雪の運転で気をつけたいこと。【前編】

こんにちは、MAYUKOです。

Thanksgivingは初めてヨセミテ国立公園へ行って来ました!

アメリカ滞在中に一度は行きたいと思っていたヨセミテ。

ただ、、、、色々とありました。

美しかった雪景色を交えながら、思い出を書いていきます。

行ける?行けない?snow stormが来る!

題名にも書いた通り、サンクスギビングが大きな雪嵐予報と重なり、北へ上がる道(North5)が封鎖されるかも?というニュースが出発の前々日に流れました。

最初はあまり深刻に考えていなかったものの、夫の知り合いが同じ方面に行くのに、出発を早めた話を聞き、私たちも心配になり始めました。

天気予報を随時チェックし、予定していた出発日の昼前後から危ないということでした。結局出発時間を夜明け前にし、危ないと言われているNorth5を夜明けには越える算段で出発しました。




予報通りのstorm

いざ出発し、その道が近づいて来るとこの真っ暗さに雨と風!!

アメリカの道は車線の区切りの反射板が見えづらく、周りにもあまり車がいなかったので恐怖を感じた運転となりました。ひどく集中していたおかげで、この道を運転している1時間半はあっという間に過ぎてしまいました。

娘は寝ていたので(息子は怖くて眠れず)、給油以外はほぼノンストップ。fresnoまでやって来ることができました。

Fresnoで一時休憩!




いざ雪道へ!そこでまさか…車からの脱出。

休憩後、ヨセミテの南入口であるハーストで友人たちと合流。買い出しを済ませ、いざ雪道へ。入り口ではパークレンジャーがチェーンのチェックをしています。

※奥に見えるのがパークレンジャーで、チェーンが適切についているか確認しています。この前の車は、入り口付近で待機しているチェーンをつける人たちに、お金を支払ってつけてもらっていました。

さて私たちもチェーンをつけます。

最初は雪が降ってて綺麗!程度でしたが、奥に行くに従って段々とひどくなり、道路も雪で覆われていることが増えて来ました。

除雪車が動いてはいるものの、その直後に通らないとすぐに積もってしまい、私たちの前に通る車もなかったので先頭を行くことに。

そして真っ白な雪道の中、少し丘を下り始め、右カーブのところに向かおうとしたら、右前のタイヤが雪に取られ、そのままハンドルが効かず、ブレーキを押しても止まれない!!!!

「まずい、まずい!!!!」

という声の中、車が斜面の方向に落ちていきました。。。40度くらいの斜面に、右側が下、左側が上、車が大きく傾いた状態でようやく止まりました。

「…どうしよう…」

運転席の私はブレーキを踏んでいたので、この足をどうしたらいいのかもわからず、とにかく窓を開けて助けを呼びました。

後方の中央に夫、右側で車の下側に娘、左側で車の上側に息子、という配置で座っており、なんとか夫と息子は車の外に出ることができました。

幸いその後間も無くパークレンジャーが通り、状況を見て、牽引トラックを呼んでくれ、到着を待つことに。

待っている間、息子と夫はレンジャーの車の中で待機、私と娘は傾いた車の中。最悪横転してしまっても、死んでしまうほどに深い場所ではなかったのでまだ気は確かでしたが、娘が泣いて動くたびに「やめてーー!じっとしててーー!」と不安でした。

その後牽引トラックが到着。まずは私の車のホイール部分にクレーンをつけて車が落ちないことを確認し、その後私と娘が車から脱出。牽引トラックによって車を道路に戻してもらいました。

※牽引トラックへ避難後、安全になってから撮った唯一の写真。不謹慎なのではないかと思ってコソコソ撮りました。地面から約1.6mくらいの位置から撮影していますが、車が傾いているのがわかります。

安全な場所まで、私と娘は牽引トラックで、夫と息子はレンジャーの車で向かい、私の車は消防隊が運転してくれました。

合流した場所で、事務手続き(書類、免許証の提示、AAAカードの提示、状況説明など)をして終了となりました。

この後は私は運転が怖くなり、すべて夫に運転をお願いしました。

まさかこんな経験をすることになるとは、、、、

初日は結局宿に着くまでトータルで12時間くらいかかったと思います。




雪道運転で気をつけること

このひと騒動があった際、雪に慣れているパークレンジャーに、雪道での運転の注意点について聞きました。

・スピードは20〜25マイル吹雪いているときは15マイルで走行
・中央線にラバーがついているので、それを踏みながら行くと、左右の道路幅が保たれ、止まりやすい
デフロスターはHotにしておく
・オートマ車の場合細かいギアチェンジはないが、雪道ではエンジンブレーキを使うと安心。Dの横についている+/−がエンジンブレーキなので、マイナスの方向にいれて走行

ということでした。

私たちはデフロスターがうまく使えず、車内が曇り始めて視界を悪くなってきたことも、タイヤが雪に取られた原因の一つだと思います。




まとめ

今回の記事では、冬のヨセミテで起こった車での恐怖体験と、それに対する注意事項を中心に書きました。

雪道での運転はほぼ初めてだったので、初回から本当に良い教訓となりました。

私たちが行った時が、今シーズン初めてのストームだったので、準備不足な人も多く、私たちの事故の前に2件の事故があったそうです。

その2件とも車は全損!!1つは木への衝突、もう1つは正面衝突だったそうです。

それに比べたら、君たちはラッキーだったよ!と言われました。

確かに雪山のど真ん中で、子供達を連れながら全損とは想像しただけで恐ろしい、、、牽引で車は道路に戻り、旅行を完遂できただけラッキーだったと思うことにしました。

では美しい雪のヨセミテは次回にしたいと思います!




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