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現地のお母さん達との子育てトーク

ロサンゼルス/プリスクールのお母さんたちと子育トーク vol.2【嘘と正直】

こんにちは。MAYUKOです。
サンタモニカはだんだんと朝晩が冷えるようになってきて、少しずつ秋の気配がしてきました。

さて昨日は前回ブログにも書いた息子のプリスクールで行われているParent and Me classの第2回目。
ロサンゼルスの子育て事情、育児の悩みや価値観を聞けるいい機会です。

本日のトピックは「嘘と正直」についてでした。

3歳ともなると、言葉が発達してきて、記憶力もかなりついてきます。
何かがあった時に簡単な説明ができるようになり、こちらの話す内容もよく理解しています。

そんな3歳児を持つあるお母さんのエピソード。
家の中に娘さん、お母さん、娘さんのナニーの3人がいた時のこと。
お菓子を食べたいと娘さんはナニーに言ったのですが、おやつの時間ではないので、ダメと言いました。
すると別の部屋にいたお母さんの所に娘さんがやってきて、「おやつ食べていい?」と聞き「No.」と言ったのですが、別室のナニーの所に行き、「食べていいって言ってたよ」と言っていたのが部屋越しに聞こえたという話。

お母さんとしては普段ナニーがどうしてるのか、それに娘さんが正直に話さなかったことも気になったようです。

このディスカッションの時間はみんなで話し合うことをメインにしているので、その他のお母さんもそれぞれのケースを話していきます。

・NoはNoで一貫する
・正直に話してくれたら怒らないから伝えてねと話す
・良いこと、悪いことを夫婦間(またはナニー)で一貫させる
・全てを習慣に組み込み、習慣じゃないことは「いつもやらないからNo」という理由付けにする

など、日本でも同じような対応がみられました。

一通り話し合いをし、先生から3歳児について下記のような意見がありました。

・3歳児はまず、言葉の意味を理解をし始めている段階(嘘とはどうすること?正直って何?)
・言葉の意味を理解をした後に、「良い」「悪い」の判別をこれからしていく(正直はいいこと?嘘は悪いこと?)

判別をしていく段階で、母と父での線引きが異なると子供たちは混乱してしまうので、そこを一貫させることは大切だという話でした。

私の息子の場合、目立った嘘はついていない(と思う、、気付いてないだけ?!)のですが、時折判断に迷う時があります。
少し目を離した時に娘が急に泣き始め、遊んでる所へ様子を見に行くと息子がおもちゃを掴んでる。
息子に「何かあったの?どうして泣いてるのか知ってる?」と聞くと
「妹がおもちゃを取ったんだよ。僕が最初に使ってたのに。」と。

息子の主張は聞きつつも、実際は私も見ていないのでわからないんですよね。
最近はそれに加えて娘も不満そうな顔をしてくるので、余計にややこしいんです(笑)
言葉で主張できるのは息子だけなので、逆に娘を擁護したくもなってしまいます。

こういった時は、娘が気に入りそうなおもちゃを息子と一緒に探して、娘に渡してみたり、それでも娘が気に入らなかったら逆に息子に交渉してみたり。状況によって解決策が変わっています。それが良いのか悪いのかはわかりませんが、今の所これでうまくいってるのでしばらく様子見です。

ちょっとした会話の中で印象的だった一言

terrible 2 ends, 3 is the way harder…!!

魔の2歳児と言われますが、2歳が終わりやったー!と思いきや、3歳になり言葉が通じる分一筋縄ではいかないことも。段々とやり手になってきました。

※写真はフルーツのお皿を目の前に置くと譲らない娘と、仕方ないと受け入れる息子。娘はしばしば、兄の優しさに甘えています。

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