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現地のお母さん達との子育てトーク

ロサンゼルス/プリスクールのお母さんたちと子育てトーク vol.8「叱り方」

こんにちは、MAYUKOです。

今週のParent and Meクラスの子育てトークテーマは「叱り方」でした。これについて書きたいと思います。

子供をどう叱ったらよいかというお母さんの悩み

あるお母さんの娘さんが、最近娘さんによく顔を叩かれたり、娘さんがナニーさんを叩いたりする、とのことで、いくら話しても娘さんには効かず、困っているという話でした。

娘さんは4歳なので言ってることは理解しているはずなので、余計にどうしたらいいのかわからない、ということです。叩くことをやめさせたいけれど、どう伝えるのがよいか、どのように叱ったらよいか、お悩みでした。

一般的に、「怒る」と「叱る」は別で、「怒る」は感情的に言うこと、「叱る」は良くない行いを改めるよう伝えること、と言われています。

このお母さんの話をきっかけに、色々なお母さんが「叱り方」を紹介していたのですが、その中でもいいなと思った例を紹介したいと思います。

アメリカのお母さんの叱り方の例

あるお母さんには娘さんが二人(4歳と1歳半)おり、下の子が滑り台の近くにいるのに、上から石を転がしていたということがあったそうです。幸い当たらなかったのですが、お母さんはとても驚いて、「今すぐ自分の部屋に行きなさい!」と言い、上の娘さんと二人で部屋へ。

部屋の中では、(Mは母、Dは娘)
M「どうして石を滑らせたの?」
D「面白そうだったから」
M「石を滑らせたらどうなったの?」
D「下に落ちて飛んでいった!」
M「石が滑って飛んで、どうなると思う?」
D「・・・わからない」
M「人に当たるかもしれないわ。当たったらどうなると思う?」
D「痛いと思う」 などなど・・・

というような会話がなされたそうですが、私がこの状況の中から取り入れたいなと思ったのは下記の3点でした。

  1. 自分の部屋へ行き、遮断された空間を作ること
  2. まずは何をしたかったのかをちゃんと聞くこと
  3. 細かい動作のシチュエーションを確認

①自分の部屋へ行き、遮断された空間を作ること

彼女は叱る時に、まずは自分の部屋に行かせ、気が散らないよう話に集中できる環境を作ることを心がけているそうです

私自身よくあるのですが、何か注意すべきことが起こった時に、その場で言ってしまいがちです。ちゃんと聞いてる時もありますが、気が散っていることも多く、私としては「聞いてるのかなぁ、、、」と思うことがあります。

しかし一呼吸おいて別の部屋に行き、会話しかできないような環境になると、子供にとっても「深刻なことを言われているのだ」ということが雰囲気から理解でき、親も会話に集中しやすいと思います

②まずは何をしたかったのをちゃんと聞くこと

私は、子供は普通、「悪いことをしよう、しめしめ」と思って行動しているとは思いません(もちろん年齢にもよりますが、4歳程度の年齢の場合)。

まだ推測力が足りず、周囲の状況も良く見れていません。そのために、今自分がしたことが、どういうことにつながりうるのか、それにつながる周りの環境はどうなのか、ということを把握していません。今はその推測力や周囲の把握力を身につける時期だと考えています。

そのために、親から見たら危ないことをしていることはさておき、子供が本当はどんなことをしたかったのか、その気持ちを汲み取っているのがとても素敵だと思いました

また、子供のこういう気持ちを聞いてあげることは、単純に行動を叱るよりも、本人の好奇心を損なわないと思います。大人もそうですけど、どうなるのかなとやってみたくなったり、単純にダメだ!と言われるよりも、どうしたかったのかを聞いてもらう方がより納得できますよね。

③細かいシチュエーションの確認

これは②と同様、まだ子供は推察力が足りないので、これをするとどうなるか、の「動作と結果」の紐付けが曖昧です。この動作の確認により、自分の行動がどのような結果につながるのかを推測していく力がつくように思いました。

オーバーリアクション方式

上記の内容とは別に出てきたのがオーバーリアクション方式。例えば叩かれたりした時に、痛くはないけれど激しく痛いフリをすること。私もこれは試し、最終的には泣き真似までし、治ったこともありました。

4歳は会話が成り立って色々なことを理解する分、以前よりももっと気持ちの尊重が大事になってくる時期だと考えています。

今回学んだような叱り方の方法を、私も育児に生かしていきたいと思います!

11月のサンタモニカの様子、サマータイムの終了(余談)

余談ですが、サンタモニカは11月にも関わらず、まだ半袖で過ごしています!朝晩はだいぶ寒くなり日も短くなってきたのですが、昼間は太陽の下に行くと暑いことも多いです。

公園にいたお兄ちゃんが遊んでくれました。

つい先日、ちょうど息子の誕生日だった日曜日にサマータイムが終わりました。そんなこと全く知らなかった私は、いつも通り息子に起こされて時計を見るとびっくり!まさかの4時半!まじか、、、と思い、ごにょごにょ言い訳したのですが、子供はまったく寝ず(笑)、結局起きることにしました。

いつもホームベーカリーのタイマーを6時にセットしていて、それも焼けていたので「時間間違えちゃったなぁ」なんて呑気にキッチンの時計を見たら、家の時計が一時間ずれてる!あれ?!

と、ここで気がつきました。携帯は勝手に調整されてるんです。すごいなぁ。そして子供達の体内時計の正確さもすごい!

夫は変わらずいつも通りの時間(サマータイムが終了したにもかかわらず、「いつもと同じ時間」)に起床!つまり、夫はいつもより1時間多く寝ていました。こちらもさすがです!

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