こんにちは、MAYUKOです。
キッズヨガが始まってから、4週目となりました。体験で初めて来てくれる子、子供達の幼稚園のつながりのお友達など、多くの子供達に参加していただきました。
※呼吸がテーマのクラス。お腹に頭を乗せてお互いの呼吸を感じて、呼吸の持つ「温かさ」を実感してもらいます。インスタから抜粋のため、画質荒くてすみません。
その感想を紹介しながら、これまでを振り返りたいと思います。
親御さんからの感想ご紹介
ここではお母さん達からの感想を、紹介したいと思います。
◇年長さんのお母さん
45分間、飽きることなく集中してやっていたので、子供達も楽しめたと思います。
◇年中さんのお母さん
緊張しながらも楽しみながら受けている様子でよかったです。大人のヨガとは違い、話を聞くこと、自分の意見を言うこと、表現すること、片付け等々、レッスンを通じて色々学ぶことができるのかなと思いました。子供のいつもと違う一面を見れてよかったです。
◇年長さんのお母さん
お友達ができて楽しそうでした。お家でもポーズを真似してやって見たいと思います。
◇年中さんのお母さん
普段陽の時間が多い子供にとって、「陰の時間を作る」ということがとても心に残りました。大人は自分で作れますが、普段保育園で朝から晩まで過ごす子供にとって、なかなか陰の世界に入りづらいのではないかと思いました。子供が自分で陰の時間に入れるようにすることは大事なのではないかと感じました。
※クラスの前には自分でマットを選び、運んで並べる。終わった後にはマットを拭いて、くるくる巻き、戻すということを自分でやります。
子供達から親御さんへの感想
レッスンが終わった後、お家で子供達がお母さん・お父さんにどんな感想を話したかというフィードバックもよく聞くようにしています。
すると、その体験レッスンの場ではお母さんから離れなかったり、お家に帰りたいと言っていた子も、不思議なことに「楽しかった!」と言う感想が多いんです。
お母さんがたも「??」と思うようです。実際私も「?」なのですが(笑)
実際に、体験中はお母さんから全く離れなかったのに、初めて通うという初日は、お母さんと離れるときに泣くこともなく、レッスンを通じて終始集中が続き、最後のシャバアーサナでは、とてもリラックスした状態を作ることができていました。
また他にも、来る前は「別にやりたくなかったら、やらなくてもいいんだよね?」とお母さんに念押しすらしていた子が、クラスに来てみたら、ずっと楽しそうにポーズをやってシャバアーサナでリラックスできていた、ということもありました。
これらの言葉や行動には、インストラクターの私ですらビックリしたほど!!
お子さんの言葉を信じて、連れてきてくださったお母さん、まずは一度やってみようと連れて来る機会を与えてくれたお母さん。きっかけを作ってくれたことに、本当に感謝です。そういったお母さんやお子様のために、もっとクラスを良くしていこうと気合が入ります。
私自身の感想
最初はとても緊張しましたが、少しずつ子供達との距離感も近くなり、子供達の名前も覚えてきたので、コミュニケーションが取りやすくなって来ました。
一方で距離感が近くなって来たからこそ見えて来たものもあります。
友達のブランケットの端っこを引っ張ったり、マットの上でゴロゴロしたり…環境や雰囲気に慣れて来たからこそ、本来の姿を見せるようにもなりました。
そういう時は、内省的に自分の状況に気づけるような言葉かけをしたり、本人が自分で軌道修正をできるようにサポートしています。また急遽内容を変えて、その子達も入りたがるようなゲームに内容を変えることもあります。
しかし、一番大事なことは、「レッスンの時間中にポーズをとることがゴールではない」ということです。
キッズヨガでは、「子供達の『今』の身体と心の状態を尊重する」ことに重きを置いているので、子供達に「ポーズをやりなさい」と強制することは絶対にしません。
いつも頭に留めているのは「誰のためのレッスンか」ということ。
クラスを開催するために、毎回テーマはこうしよう、このポーズを入れよう、とシークエンスを考えていきます。もちろんその準備のために時間と道具を使い、練習もしていきます。
しかし「やりなさい」と強制することは、当人の身体と気持ちの尊重に反するし、何よりそのように運営したクラスは、インストラクターが考えて来たクラスを遂行するための「インストラクターの自己満」クラスだからです。
体験にいらしたお母さんたちにも誤解をされないよう、レッスンの前にはいつも簡単に説明させてもらっています。
お母さんの膝から離れなかった子のように、ヨガをどう感じるか、は子供それぞれなのだと感じました。
そして私自身も、毎回そのクラスのベストは何だったのか。終わってからも考え直したり、こんなことが出来たのではないかと頭を巡らせています。
※隅っこでポーズをしていない子もいます。しかし誰かを傷つけたり、危ないことはしていないので、その子の自由な気持ちを尊重します。
まとめ
私がこのYOGAed.のプログラムを勉強していく中で感じたのは、
私も小さい頃にこのようなことを教えてもらいたかった
でした。
自分は自分のままでいい、生まれてくる感情は内へ追いやるものではない、ということを、子供達自身がもっと体感して、自分自身の存在、湧き上がる気持ちの素晴らしさに気づいて欲しいと思いますし、その子の近くで関わる大人には、そのような接し方をしてあげて欲しいと思います。
上記ではたいそうなことを言ってる私ですが、私も2児の母。イライラしたり、落ち込んだりすることももちろんあります。
そういう自分だとわかっているからこそ、私も私自身のためにヨガをする時間を設けているんですね。そういう意味で、私もまだまだ学びの道半ばなのです。
今後はキッズヨガをベースとした育児の考え方や実践の仕方など、コンテンツとして共有していきたいと思います。