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環境/エシカル

量り売りができるゼロウェイストスーパー。ビオあつみエピスリー豊橋に行ってきました!

こんにちは、MAYUKOです。

先日、ビオあつみエピスリーという環境やエコに配慮したスーパーに行ってきました。

正直に言って感動の嵐!!

では、早速紹介していきたいと思います。




お店のテーマ『ゼロウェイスト』

もしかしたらこのブログを読んでくれてる人の中にも、「ゼロウェイスト」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

ゼロウェイストとは、「ゴミ0」ということ。

最近インスタグラムでよく#zerowaste /#ゼロウェイストとハッシュタグをよく見かけますが、この本が話題となりました。

この本、私も買って読んでみましたが、かなーーーり面白かったです!

最初は字が細かいので読みきれるかな…と心配していたのですが、読み始めて見ると目から鱗、新しい考え方のオンパレード。そして「確かに!」と納得することばかり。

この本では生活で出されるゴミ全般について書いていますが、キッチン周りをテーマにした章があります。

日常生活でのゴミを確認してみると、その多くは加工品の容器、パウチ、野菜の個包装ビニールなどなど…食品周りのゴミがとても多いです。スーパーへ買い物に行けば、帰ってすべきことの半分はゴミの処理?と思うほど。

このスーパーではそういった「使い捨て」をなくすことをゴールに色々な施策がなされています。




野菜の個包装をなくす

全てではありませんでしたが、可能なものは個包装せずに、全ての商品が一つ一つ量り売りができます。

※トレイは全て紙パック。しかもパックごと買わなくても、量り売りで必要な分だけ買うことができます。

個包装しないことで使い捨てのプラゴミを無くし、量り売りすることで余分な買い物(フードロス)を防ぐ、ということに心がけています。

こういったことが書かれていると、お店の指針がわかりやすくていいですね!

袋に入れることもできますが、その場合はプラスチックではなく再生できる紙を使用。

今世界で使われているプラスチックの約40%が使い捨てプラスチック(容器や梱包資材等)と言われています。その平均使用時間は約12分。

たった12分ですよ!

例えば、これは私の家の近くの地元野菜販売所です買ったものです。全て個包装されています。

それらの包装を外すだけで、このプラチック袋の量!

浜松市内で生産され、市内の人が買っていく。この距離移動で、この包装は本当に必要なのか、考え直すべきだと心から思います(お店の店長にも僭越ながら意見させていただきました)。

このような使い捨てプラスチックの怖い面は、ちょっとしか使われず、すぐに廃棄され、さらには廃棄されたものが海へ流れ出てる現状…

ヨーロッパではすでに使い捨てフォークやスプーン、ストローなどの使用を禁止し始めている国もあります。

プラ袋が有料になるだけで、ガヤガヤ言ってる場合ではないんですよ!と言いたい(笑)




量り売りエリア

今回このスーパーに行った一番の目的がこれです、量り売り!!

アメリカでは日常的にあったのであまり意識していなかったのですが、帰国してみると、量り売りって日本では全くと言っていいほどないんですよね。

お豆はもちろん、オートミールやドライフルーツ、日本らしくお醤油やお酢、みりんなどもあって、とても楽しかったです!

※酢やみりん、醤油など調味料が販売されてます。これは嬉しい!

※量り売りのメリットや買い方が書かれています。

※オイルも量り売り可能で、瓶も売っています。

※お米やお味噌も量り売り。お客様によっては、白味噌と赤味噌を容器に半々に入れて欲しいという方もいるとか。その要望にも対応してくれます。

私としては、量り売りはメリットが多いと思っています。

①新しい食材も、自分が試してみたい分だけ買える
②必要な分だけ買える
③無添加、有機の体に優しいものが、安く買える
④慣れれば全くゴミが出ない

①、②について、試してみたいけどこの袋全部使い切れるかな…と躊躇することが、私はよくあります。そういう時に量り売りにしてくれれば、一回分だけ試して、美味しければ買い足し、合わなければ今後は買わない、という選択が簡単にできます。

それだけでお料理の幅が広がりますよね♪

③について、一般的な商品には、商品価格の中に梱包材費用というものがすでに含まれた上で販売されています。以前調べた時には、平均して商品価格の10~20%が梱包資材費用として含まれています。

そのため、自分で容器を持っていき詰めれば、10~20%はOFFになる、というのが通常です。これってありがたいですよね。

④について、容器を持って行く手間はありますが、詰められれば家に帰って元あった棚に戻すだけ!入れ替える手間や、そのゴミの処理も必要ないのです。

浜松では、ゴミは指定の袋に入れて、指定の回収日に、回収場に持っていかなければなりません。指定の袋は購入することになっています。

ゴミが減る→ゴミ袋の使用容量が減る→ゴミ出しの頻度が減り、ゴミ袋の買い足し回数が減る→節約になり、自分時間が増える

というループで、いいことばかりです。




本日のお買い上げ品

ということで、ワクワクしながらスーパーを満喫。買い物を終えました。

今回買ったものはこちら!

試して見たかった、豆乳マヨネーズも買ってみました。

量り売りのものは、裏紙の切れ端に購入した量が書いてあるステッカーが貼られ、これをレジに持っていくようになります。

①にもあったように、カカオニブが試してみたかった食材だったので、カカオニブは必要な分だけ買うことができました。

瓶はもちろん、持ち込みました。お店の方も、持ち込み大歓迎なので、ありがたいです。




まとめ

お店の方に話を聞いたところ、慣れてきた常連さんは醤油差しを持って、お店に来てくださるそうです。そのまま醤油差しに醤油を継ぎ足し、家に帰ったらテーブルに置くだけ。とっても楽ですよね!

現代の生活は一見便利なように見えますが、考え方を変えるとデメリットも多く見えてくるのでは?ということを感じます。今まで「習慣」としてやっていただけで、本来的には必要無いものは多々あると思いますし、結局は「慣れ」の問題なのでは無いかとも思います。

本の話に戻しますが、この本は本当に読んでよかった。私の中で、今年のベストブック!

メインテーマは「ゴミを減らす」ということなのですが、ゴミが少なくなることが、単純に「ゴミが減る」ということ以外の多くのメリットを生む、ということを身に染みて感じました。

この本を読み、生活に取り入れてからは無駄な出費も減り、物を管理しなければならない時間も減ったように感じます。今後はもっと物を減らして、シンプルな生活にしていきたいなと考えています。

年末も近づいた今、大掃除に向けて読んでみてはいかがでしょうか!




 

 

 

 

 

 

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