こんにちは、MAYUKOです。
前編では、行きにあった車の事故の話と、雪道での運転について書きました。
今回は本題である雪のヨセミテの美しさを伝えながら、こぼれ話を書きたいと思います。
夏がシーズンピークのヨセミテ。冬の良さとは?
子供達の保育園友達のお父さんで、とても仲良くしている方がいます。そのお父さんはサンタモニカ生まれ、サンタモニカ育ちという、生粋のサンタモニカっ子。
小さい頃から幾度となくヨセミテへ行き、自分の子供達も何度も連れていっています。
その彼が、夏はもちろん美しい、けれど『冬のヨセミテこそ素晴らしいよ!』と言い切っていました。
夏は景色は綺麗ですが、同時に観光客も多く、あまりゆっくりできる雰囲気ではないけれど、逆に冬は、雪で人も少ないため静かで、シンシンと降る雪を楽しめる。さらに子供達は雪で楽しく遊べるから、夏よりもおすすめ!羨ましい!と。
こんな盛り上げもあったので、ストームの心配はあれど、とても楽しみでした。
行けばわかる。とにかく、雪のヨセミテは美しい。
実際に行ってみると、彼の言った意味はよくわかります。
見える範囲全てが雪に覆われ、その背後に大きく迫る岩の山々。
壮大、という言葉がぴったり当てはまるほど。
川も流れており、水面に映るヨセミテの木々や雪もとても美しいです。
そして子供達はこの雪に大喜び!!!
寒くないのかな?という親の心配をよそに、車から降りるたび、家に戻るたび、どこでもずーっと雪で遊んでいました。
※雪がサラサラすぎて、固めるのが大変でした!
私たちは結局、見どころのGlacier pointがストームにより封鎖されたので、Bridalveil Fall,Tunnel view, Miller lake trailへ行きました。
スピードが出せないため移動に時間がかかるのと、日没が早いので安全を優先に考え、あまり欲張らない滞在にしました。
そして最終日の夜。
夜に空が晴れてきたので、外へ行って上を見上げると、満天の星!!!
私の携帯では全く映らなかったのですが、プラネタリウムかと思うような星の数でした。
写真に写らないのが悔しい…!!
最後に起こったハプニングとは?
初日の車の事故から3日目の夕方までは順調に過ごし、いざヨセミテバレーからヨセミテウェストにある宿泊地へ戻る時。
なんと、助手席の窓が壊れて、半分開いたまま閉まらなくなってしまいました。
しかも雪山の真ん中で!!!
もともと少し調子が悪かったのですが、事故の際に下側になったので何かしらの負荷がかかったのかもしれません。とにかく吹雪いていなかったのは幸い。窓を開けたまま宿へ戻ることとなりました。
そして迎えた最終日。
下山して真っ先に向かったのが一番近くのスーパーVONS。ここで透明のガムテープを買い、ひたすら貼っていくことに。
そして出来上がったのがこちら!
アメリカではこういう車がよく走っていますが、まさか自分がこれを運転する側になるとは思いませんでした。
しかしこれも無いよりは随分マシで、帰りのNorth5は雨風が強く、無かったらと思うと恐ろしいです。
これも良い経験ですね…はい。
まとめ
とても濃厚な4日間でした。
車が横転しかけた初日は、ひどく落ち込み、すぐにでも帰りたいという気持ちになっていました。もう来たことへの後悔しかない…くらい、家族を危ない目に合わせてしまったことに、罪悪感を感じました。
しかし、雪のヨセミテは本当に美しかったです。雪景色、空の星はとても素晴らしく、そんな気持ちを払拭してくれました。
日本でも雪山は何度も行ったことがありますが、背の高い木々に雪が積もり、高い山から滝が流れ落ちる景色は圧巻!
次に機会があるとすれば、もっと長く滞在したいです。