こんにちは、MAYUKOです。
少し前にシャンプーとコンディショナーを買い換えるタイミングがあったので、早速「買い物は投票」と言う理念を持って、こちらのシャンプーとコンディショナーに買い替えました。
このシャンプー、インスタでは結構話題に上がっていて、環境配慮をされている方やビーガンの方など、多くの方が「すごくいい!」というコメントをしています。
実際に使ってみて、私としてはいいとこ取りなので、とても気に入っています!
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なぜシャンプー&コンディショナーを変えたか?
シャンプーやコンディショナー、ボディーソープもですが、多くの洗剤には界面活性剤が含まれています。
界面活性剤は水と油など、分離しやすいものをくっつけて分離しないようにするという役割がありますが、この界面活性剤にも種類があり、天然成分と石油系で合成されているものがあります。後者は合成界面活性剤と呼ばれ、環境ホルモンや発がん性物質が含まれ、人体に良いものではありません。
それは皮膚を通して人体に入ってくる、一般的には「経皮毒」とも言われています。
またこの合成界面活性剤は人体に悪いだけでなく、環境にも良いものではありません。
水に溶けてしまうと浄水場などを通っても分解することが難しく、また川に流されたとしても石油成分由来ですので生分解がなかなかできず、川や海を漂うこととなります。
上記のことから、基本的に排水するものは、人体にも環境にも優しいものにしよう!と決め、試してみることにしました。
①ノープラスチック
皆さんはシャンプーやコンディショナーを買った際、詰め替え用を買ってボトルに入れ替えていますか?
私は以前はそうしていました。しかも恥ずかしいことに、「ボトルを買わないからその分エコじゃん!」くらいに思っていました。
しかし数年前、私の家でアメリカ人の友人と一緒に住んでいた際に、彼女がこう言いました。
「ボトルは洗えばリサイクルできる。でも詰め替えは詰め替えたら元のパッケージはゴミにしかならない。」
私はその言葉にハッとさせられました。今まで自分はエコだろうと思っていたことが真逆だった上に、確かにそうだと納得させられたからです。
話は戻して、このシャンプーはそもそも固形なのでプラスチック容器なし!さらに言うと、包まれている紙すら竹・サトウキビ・コーンスターチでできていて生分解性に優れ、印刷されているインクも、植物から取られたベジタブルインクを使用しているので環境に配慮されています。
注文して届いた際も紙の緩衝材に紙の包装、シンプルで分別も楽チンなので気持ちよかったです。
②詰め替える手間いらず
詰め替え用のシャンプーやコンディショナーをボトルに入れ替える作業は好きですか?
私はかなり嫌いです(笑!)できることなら誰かにお願いしたい…と言うくらい、後回しにしていました(セコイですね)。でもそれくらい嫌いな作業でした。
ベトベトのパッケージやボトルの洗浄、ボトルについた水垢の除去など、入れ替え+ボトルを綺麗に保つためにどれだけ時間を使うことか!
しかしこの固形シャンプーにして、本当に色々な手間が省けました。ベトベトのパッケージをゴミ箱に入れることだけでなく、ボトルの洗浄などもほどんどしなくてよくなります。本当時間の節約!
我が家では、蓋の合わなくなったタッパーの容器に一時的に入れていて、水が溜まって溶けないよう、下にサラシ布を置いています。
このサラシ布も、少しシャンプーが溶けてついてしまうのですが、それを泡だててシャンプーとして普通に使用できるので、無駄もなく思いの外便利です。
③買い足し頻度が少ない
一般的なシャンプーはその成分のほとんどが水だと言われています。
このシャンプはー固形で水分がなく、シャンプーの成分を濃縮したバーという位置付けです。
公式ホームページで見ると、シャンプー1つに対して、シャンプー350mlを約3本分、コンディショナーに至っては350mlの約5本分と言われ、シャンプーなら2,3ヶ月、コンディショナーでは4,5ヶ月程度使用できると書かれています。
実際に私たちが買ったのが約2ヶ月半前ですが、シャンプーは1/3くらい、コンディショナーはまだ半分はあります。いつになったらなくなるのかは今後また報告したいと思います。
④泡立ちがすごい!
シャンプー成分を濃縮している、というだけあって、少量でも泡立ちがとても良いです。
私はショートボブですが、よく湯シャンをし、石鹸を頭のつむじを中心に1周くるっとやるくらいですごく泡立ちます。むしろ泡立ちすぎるくらい!
この泡立ちなので、子供達については本当にサッとしかつけませんが、とてもよく泡立ちます。
⑤洗い残しに対する肌負担が少ない気がする
私の娘は割と肌が弱く、市販されているシャンプーだと必要な油まで取られてしまい、髪がとてもよく絡まっていました。さらにその洗い流したの成分が肌に着くからか、体が痒くなることも多くありました。原因はわかりませんが、きっと界面活性剤も一つの原因ではないかと思います。
しかしこのシャンプーを使い始めてから、痒くなることはほとんどなくなりました。
このシャンプーにはココナツオイルなど、体に優しいオイルが使われています。そのため、上から流して体に付着しても、肌への負担が少ないのだろうと思っています。
⑥そもそも、髪を洗う頻度を考えてみる
これはシャンプーとは関係ないですが、私は以前から、よく汗をかく夏以外は、洗髪は2日に1回程度にすることもありました。長い時もそうしていたのですが、乾かす時間の手間が減り、以外にも2日目の方が適度な脂が出るのかサラツヤ〜としていたように感じます。
夏場の今は、汚れているなと思ったときは連日洗ったりもしますが、あまり外に出なかった日などは湯シャンだけで過ごすこともあります。
今では『毎日洗う』ということを考えることなく当たり前のようにしていますが、本当に洗わなければならないほど汚れてるの?ということを、自分の体に聞いてみるというのも良いと思います。
よく皮脂が多いから、といってゴシゴシ洗う方がいますが、体は足りない分を補おうとする性質があるので、皮脂がなくなればなるほど、補充しなければ!とさらに皮脂を作ることになります。
週末など時間がある時に、一度湯シャンだけにして様子を見てみる、ということをして見ても良いかもしれませんね。
まとめ
キッチンの排水も含めてですが、浄水場などを通るとはいっても、洗剤等が溶けてしまっている以上綺麗な元のお水に戻すことは難しいのが現状です。
河川に流し、その水が海に流れ着き、そこに住む海洋生物たちがその水を飲み、その魚を我々が食べるという食物連鎖が成り立っているため、回り回ってその水の影響が自分たち自身へ返ってくるといっても過言ではありません。
こういった体にも環境にも良いもの、は一般的に売られている商品よりも割高になっています。それは原料が高かったり、生産に手間がかかる、という理由があると思いますが、それが「高くて買えないよー」という理由にはならないのでは?と思います。
例えば⑥で言ったように、そもそも毎日洗う必要があるのか?という前提の部分から考え直してみる、そうすると価格の問題も覆る事があるのだ、と考えるからです。
例えば700円の合成シャンプーを毎日使うのと、1400円の天然シャンプーを2日に1回にすることでは、費用については変わらないでしょう。追加していえば、2日に1回にすることで買い足し頻度が下がり、自分の時間という副産物を得るかもしれません。
個人の生活に「絶対!」は無いのですから、今している生活が本当に必要があるものなのか、色々な事柄に対して自分に問いかけてみる、という見直しをしてみると新たな価値観が持てるかもしれません。