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思うこと

ワーキングマザーから専業主婦へ転身し、思ったこと。

こんにちは、MAYUKOです。

アメリカに来てから、私はいわゆる専業主婦として日々を過ごしています。しかし、私はこれまでの人生で、ずっと「自分はワーキングマザーなのだ」と考えて生きてきました。今回は、そんな私が専業主婦をやってみて感じたことを書いてみたいと思います。




 

「金銭的自立こそが一人前」と考え、働きに働いた20代

私は23歳から東京で働き始め、これまでに1度転職をしました。最初の会社は広告業界で、業界のイメージからも想像できるように、会社に泊まり込み、タクシー帰りなどもよくあるハードな仕事でした。

もちろん楽ではなかったですが、人に恵まれ、一致団結する部活みたいな楽しさと、自分の仕事が世に広まる達成感がありました。

転職後はインテリア業界のバイヤーとして働きました。前職と被るところはありながらも、また違う業界のルールに少し苦戦しましたが、海外出張で蚤の市や展示会に行ったり、目の前でお客様が喜んでくれたりなど、前職とはまた違った喜びがありました。

いずれの会社でも、残業や休日出勤もよくしていました。

私は、昔から「金銭的自立=一人前」というイメージがとても強く持っていました。母が医療関係の不規則業務をしていることもあるからか、昔から母の背中は働いている姿だったことも影響していると思います。

とにかく、よく働いた20代でした。




仕事をしていない自分が想像できず、渡米後の専業主婦としての生活が不安でした

上記の通り、私はこれまで「働かない」という選択肢を考えたことがありませんでした。

しかしアメリカでは学生の夫の帯同者ビザで来ていますので、働くことができず、半ば強制的に専業主婦という選択肢しかありませんでした。

そんなことを考えたことがなかった私は、渡米前まで「専業主婦はやっていけるのか・・・いっぱいいっぱいになってしまわないだろうか・・・」

と、専業主婦へなることに対し、大きな不安がありました。自分は専業主婦に「向いていない」と思っていました。




 

いざ専業主婦になってみて、感じたこと

さて、そんなこんなでアメリカに来て、専業主婦をしてみましたが、まず一番に思ったことが、専業主婦って忙しい!ということです。

ご飯の準備やお出かけの支度、家事全般など、やることたくさんあります。準備や支度、と簡単に言っても、その一言には、子供二人の面倒を見ながら、食材の買い出し、ストックの確認、おやつの準備、着替えの準備、保育園への送り迎え等、多くのことが含まれています。

当たり前ですが、小さな子供二人はこちらの思うようには行動しません。

準備するよう何度伝えても、準備をしていたかと思えば急に遊びだしたり、子供のトイレやオムツ替え等で家事の中断も多々。三歩進んで二歩下がるどころか、気づいたら五歩も六歩も下がっていることもあります。

※着替えイヤイヤ期。着替えをお願いしたらパジャマと水着を着てました。

※子供達が洗濯物カゴに入ったので、洗濯物は全てカゴから出されてました。

焦ったところでいいことはないので、常に目標の時間より前倒しして時間を読むようにしています。自分も子供たちも、このような生活に慣れてきはしましたが、やはり大変です。




仕事も専業主婦も、大変なのは慣れるまで

仕事は人間関係が大変だったり、気が進まない仕事をしなければならなかったり、そういったことに慣れるのが大変でした。入社したて、プロジェクトを立ち上げたてなど、一言で仕事と言っても、様々なところにスタートがあり、その都度その状況に慣れていく必要がありました。

子育ても思うように進まないことばかりです。親がすべきこと、子供自身が自分でできること、したいことが常に変わり、めまぐるしいその変化に親も慣れていく必要があります。

両方経験してみて感じるのは、大変さの種類は違えど、結局大変なのはどちらも同じだということ。そして、どちらも慣れるまでは大変ですが、試行錯誤を繰り返し、そのスタイルに慣れてしまえばそれが自分の生活のスタンダードになっていくんだな、ということです。

今の生活が始まる前は、「自分は専業主婦としてやっていけるのだろうか」、と不安に思っていましたが、日々を振り返ると、ある種仕事のようなスタンスで、「全員の生活欲求満たし、質を引き上げるには何がベストか」ということをゴールに、問題提起/解決を考えながら過ごしてきたように思います。

そして、専業主婦としての生活も慣れてきた今となっては、「ワーキングマザーしか向いてない」と思っていた自分自身に対し、逆に「自分はこんなこともできたんだな」と引き出しが増えたような気さえしています。

ワーキングマザーも専業主婦も、そのいずれにも大変さ/良さ/楽しさがあり、それらを自分自身の中に発見したことは、とても新鮮なものでした。




専業主婦における特権

毎日生活している中で、いつも心に留めているのが

「いつまでも続かない」

ということです。

日々のことで言えば、グズグズは永遠に続かないし、子育て全体で言えば、子供達はいずれ大きくなり、手が離れていきます。専業主婦になってみて、子供達と毎日過ごすことが日常になると、それに疲れるのかなと思いきや、意外にそういう気持ちも強くなりました(もちろん疲れることもあります笑。人間ですからね!)

専業主婦で毎日一緒だからこそ細かいところまで見られる子供の成長。

それはやはり専業主婦の特権かなと感じました。

その瞬間しかない子供との時間、大変さも楽しみながら日々過ごしていきたいです。




 

 

 

 

 

 

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