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プリスクール

プリスクールでの親のボランティア活動〜日本の節分を紹介してきました!〜

こんにちは、MAYUKOです。

先日、息子のプリスクールにて、夫ともにボランティアクラスを行ってきましたので、その準備も含めてご紹介したいと思います!

子どもの親が行うボランティア活動

息子の保育園では月に2回、生徒の親が行うボランティア活動として、子どもの教室で何らかクラスを行っています。内容はそれぞれの親御さんにお任せで、聞くところによると、クラフトや読み聞かせなど様々です。

このように、アメリカではコミュニティに積極的にContributeすることを求められることが多いな、というようによく感じます。

このボランティアクラスを行うか否かは希望制だったのですが、日本人は我々しかいないので、せっかくなら日本文化の紹介を!と思い、申し込みました。

私たちが行ったクラスののテーマは節分

実施時期が1月末ということもあり正月イベントも考えましたが、鬼に豆を投げるだけでも子供達は楽しめるかなと思い、このテーマにしました。




ボランティア当日までの準備

テーマは「節分」にするとして、何をするか?

やはり子どもたちはクラフトや体を動かすことがが好きですので、鬼のお面作りと豆まきをすることにしました。

日本では簡単に集まる資材ですが、アメリカでクラフト資材を買ったことがなかったので、ターゲットや99セントストアや、近くのスーパーに行き資材を買いました。買った資材がこちら。

・紙皿 ・紙コップ ・のり ・ストロー ・カットされた薄紙 ・モール
・EVAのプレート ・毛糸 ・画用紙 ・輪ゴム ・テープ、両面テープ ・大豆

大豆のみ、日系スーパーで買い、何も加工されていないそのままの状態で売られていたので、クックパッドで調べ、レンジで炒り豆を作りました。

そして、資材等の事前準備のとして、

・紙皿→子どもの顔の大きさにカットし、パンチで穴を開け輪ゴムを通す
・EVAのプレート→鬼の角と鼻になるので、その大きさにカット
・毛糸→鬼の髪の毛くらいの長さにカット
・画用紙→顔に貼れるよう適度な大きさにちぎる

といった作業を、子どもたちが寝た後、夜な夜な行い…、

大豆は、
①良く洗い、一晩お水につけて倍の大きさになるくらいまで膨らませる
②キッチンペーパーなどで水を拭き取り、重ならないよう耐熱皿にのせ、レンジで5分程度チンする。

調べた時はレンジで10分と書かれていましたが、アメリカはレンジの強さが違うのか、半分の時間でも十分でした。

さらに前日までに、サンプルを2つ作り、どうやって作るのかを見せる目的と、実際当日で作る時に不便がないかを確認しました。




ボランティア当日!こっちが学芸会をやるみたいで何だか緊張します!

まずは簡単な鬼のイラストを見せ、節分の説明をしました。

そして鬼のお面のサンプルを紹介し、

みんなそれぞれの鬼を作っていきます。

 

ツノをたくさんつけたり、髪の色を半分ずつ変えたり、かなりファンキーな鬼もいました(笑)!子供達の個性が発揮され、とても面白い!!

その後はお楽しみの鬼への豆まき!

最初は戸惑いながらも、夫が扮する鬼(完成度低め)に向かって豆を投げていました。

最後はみんなで投げた豆を拾い、新たな豆を取り出して、年齢+1個、食べられる子で食べました。思いの外「おいしい!」と言って食べてくれる子や、さらにはお代わりをする子まで、とても可愛かったです。(「I don’t like it」と言っている子もいました笑。アメリカのお菓子と違って味がありませんからね!)



日本文化の紹介を英語でやってみて難しかったこと

今回ボランティアで日本文化の紹介を英語でしてみて難しかったのが、どの程度の内容を、どのように説明するのか。

まず節分を伝えるにあたり、前提として伝えないといけないことが、私たちと息子は「日本人」であり、「日本文化」を持っていること

息子の年齢(4歳)の場合、日本とアメリカなど国が存在するということ、季節があるということ、そういう事実に対しての理解も曖昧なので、飛行機の時間を使って説明しました。アメリカ国内では飛行機の移動が多いので、捉えやすいかなと思ったからです。

季節については、アメリカ、特にロサンゼルスは現在の冬の季節も基本的に暖かいのでかなり難しかったです。幸いなことに、最近保育園では「雪」をテーマにして、雪のおもちゃで遊んだり、雪の絵本を読んでいたので、冬の話をした時に「雪が降ること!」と言ってくれる子もいました。「季節4つ、知ってる〜?」と聞くと、夏と冬は答えてくれて子も多かったです。

さらに難しかったのが、鬼の伝え方です。

日本の鬼は「邪気」を表現してるそうですが、英語で直訳すると「devil」や「demon」となってしまい、宗教的観念や差別の意味も含まれ誤解を招くためため、これらの単語の使用は避けて欲しいと保育園から言われました。

そこで勧められたのが「bad energy」「bad juju」という言葉だったので、実際に子供達に説明する際にはこれを使用しました。(「juju」という単語は初めて聞きました!)

節分紹介をやるにあたり、先生たちと節分の成り立ちや内容などをある程度事前に共有しました。子供達の英語がわかりづらいこともあったり、また日本で習う英語のニュアンスと違うこともあり、これは事前にしておいて本当によかったです!!

全体的な感想

子どもたちは節分イベントを楽しめたかなぁと少し不安になったものの、翌日の夕方には乾いたお面をラックから取り出し、お迎えのお母さんやナニーに走って見せる子、つけて欲しいと頼んでくる子、「私はユニコーンを作ったの!」と言っている子もいて、ホッと一安心でした!

海外に住むと、日本にいた時には感じなかった「日本人」である自分に気づかされることがあります。良い面も悪い面もありますが、幸いなのは日本人は好印象であることが多いこと。この点では、やはり日本文化、日本の価値観に感謝を感じます。

それにしても、準備も含めある程度大変でしたが、やってみると子どもたち様子や個性に触れることができて楽しかったです!またやってみてもいいな、と思うような経験でした。

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